人気ブログランキング | 話題のタグを見る
猫が胡桃を回すよう
catwalnut.exblog.jp
ブログトップ
年まわり
2月に夫のおばあさまが天に召された。

突然倒れられたものの前日までは叔母さん宅で健やかに過ごされ、
入院一か月を経たのち
北陸の激しい雪が降る中で96年の生涯を閉じられた。

やっちゃんのことよろしくね、
って結婚式のときに私のことをギュッと抱きしめてくださった。

それなのに結婚後に一回、
倒れられて意識がなくなってしまってから一回しか会いに行けなかった。
曾孫の顔も見せられなかった。

今となっては後悔ばかり。

まどぎわで


だから、4月に父の病気のことを聞いた時には、
後悔しないようにできるだけのことをしようと思った。

もちろん、私が動かざるを得ない理由として
実家の両親は同じ家に住んでは居るものの
口も利かない家庭内別居、ということもあったけど。

ある年齢以上の男性に多い疾患で、
早期発見であれば予後は良いということを見聞きもし、
何の根拠もないままに
手術してしまえば終わりという気持ちで父子共々いた。

退院前に先生から説明があったのは、
手術して終わりではなくてこれから始まり、
ということだった。

加えて、私の周囲が抱える新たな問題に
向き合わざるを得ない事態になっている。

父のことは69歳という年齢もあるから仕方ない面もあるけれど、
新たな問題はそういう訳にもいかず、
慎重に、とはいえ長引かせることなく取り組む必要がある。

占拠


私は困難に敢然と立ち向かっていけるような強い人間ではなく、
脆弱で意志薄弱、すぐにめげるダメ人間なのに、
これは一体なんだろう。

確かに今年は私の本厄ではあるけれど、
厄年ということは関係なく年齢的にそういった年まわりなのかもしれない、
という気がしてもいる。

私や夫や猫たちはとりあえず恙なく暮らしている、
というその事実だけでも今は喜んでおこうと思う。

勘九郎はシニアに差し掛かった年齢を考慮しても健康状態は良好、
福助は一緒に寝てくれるようにもなりました。

はらだし


---------------------------------------------------------------
赤い糸探しをしている福ちゃんの兄弟姉妹もあと7匹!


by cat-walnut | 2010-07-07 19:00 | 日々雑感