2020/3/1の福ちゃん
久しぶりの投稿がこのような形となり申し訳ありません。
一貫してわが家の「かわいい担当」だった福ちゃんが、本日2020年3月7日 10:20に息を引き取りました。
かわいがってくださった皆様に心よりお礼申し上げます。
以下私の覚書にはなりますが、ご興味ある方がおられましたらご一読頂ければと思います。
年末からずっとおなかの調子が悪く(そもそもうちにきてから12年間ずっとゆるめだったので数年前からはビオフェルミン常用でした)DHCの負けないキャットで一時的に改善するも、水様便がどうにもならなくなったのが2月上旬。
かかりつけの先生に行って診てもらっても血液検査・触診での問題はないとのこと。
下痢止め・整腸剤、初めの一週間はステロイド、グレインフリーのドライでも改善の兆しなし。
食欲も落ちてきて体重も減り、次の一週間からはステロイドに変えて食欲増進剤(抗ヒスタミン剤)と、もうなんでも食べるものをとのことでした。
にゃんカロリー、介護食、モンプチかがやき18歳以上、もちろんみんな大好きちゅ~る、シーバのテリーヌ、食べられそうなものは総力戦で手あたり次第でしたが、下痢は止まったものの食欲は戻らず。
一昨日、ちゅ~るをペロリと一舐めしたのちは、あんなに大好きだった生クリームを鼻先に近づけても顔を背けてダメでした。
食欲増進剤はその時点で切りました。
夜、自力での排便が難しくなっていることがわかりお別れが近いことを覚悟しました。
でも、明け方には私たちが寝ている部屋にやってきて娘の布団に寝ました。
ヨロヨロなのにそんなことをしたから本当にびっくりしました。
昨日はいよいよ後足がほぼ動かなくなっていたけど、日中トイレは自力で行きました。
日付変わるころから寝たきりとなり失禁もしてしまいました。
朝5時には痙攣も始まったので夫をたたき起こしていよいよに備えたのですが、なんと痙攣が収まりました。
そこから五時間、呼吸間隔が開き始めて徐々に止まっている時間が長くなりました。
呼吸が止まってだいぶたってから心臓が動かなくなりました。
勘九郎の時は結構激しかったから、それに比べたらすーっと消えていくみたいなお別れでした。
娘にもお別れの機会を与えてくれて、出来すぎた孝行次男、猫お兄ちゃんです。
2015年10月に勘九郎がいなくなってから、そのストレスなのか12月に「前庭疾患」の発作的なものを起こしました。
本当にその一回だけでしたが驚かされました。
2016年2月に縁あって黒い中猫「雷蔵」がやって来たので、遊びたがる若猫(未だに慣れが進まなくて私とは一定の距離を置く)とも仲良くしてくれて本当にいい子でした。
2016年9月に突然私の大腸がんが発覚して手術、それから半年間の抗がん剤を行った時も福ちゃんはずーっと癒しでした。
お別れの辛さは覚悟していたことだけれど、体の内側から悲しみや福ちゃんへの気持ちがあふれ出てきてしまいます。
2020/3/9の月曜日に福ちゃんの抜け殻ともお別れしてきます。
ちょっとのあいださよならですヨ!